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 「 温 故 知 新 」あたらしい技術では無いかもしれません。しかし、あたらしいスピーカーケーブルは音楽遺産を掘り起こします。

従来のスピーカーケーブルは、音質を劣化させケーブル固有の音色を持っていました。
これでは、高忠実度なスピーカーケーブルとは言えません。

ケーブルによる音の違いは、導体の種類や純度、絶縁被覆の誘電率や、ケーブルの構造、使用する端子のメッキの有無や種類にも影響を受けます。
また、最近では、各種家電製品のインバーターから出るノイズ、携帯電話、PC、電子レンジ、蛍光灯、LED照明など、電磁波ノイズの影響も多分にあり、1960年当時のオーディオ環境より数段劣悪な環境となっています。そのため、音のよいと言われる1930年当時のヴィンテージケーブルを使っても電磁波ノイズの対策をしなければ、電磁波ノイズにより音声信号が変調されてしまい、正しい再生が出来なくなっています。
一般的には、シールドすることでノイズ対策していますが、音声信号にまで影響が出てしまうため、弊社のケーブルでは、絶縁独立した単線の撚り対線を多重化する構造によってアン・シールド(シールドなし)でケーブルが拾うノイズを抑制しています。
(フィデリティゲートのスピーカーケーブルは、撚り対線多重のケーブル構造とフェライトコアによりノイズ対策しています)
オーディオ機器を、いろいろ換えてみたが、今一つ満足ができないという方は、スピーカーケーブルの見直しをお勧めします。
原音再現性の高いケーブルに換えていただければ、いままで気にとめてもいなかったスピーカーケーブルが、オーディオ・システムのボトルネックだったということに気づいていただけると思います。高忠実度なオーディオ再生システムであればあるほど明確な差が出ます。

【 スピーカーケーブルの目的 】
パワーアンプからの音楽信号を正確(忠実)にスピーカーに伝送する。

【 スピーカーケーブルの設計ポリシー 】
スピーカーケーブルで音作りをしない!(ケーブルによる再生音の違いは、技術的思想と実装方法選択の結果です)
導線の材質と純度や構造、太さ、絶縁被覆の材質や厚さ、ケーブルの構造、シールドの有無、端子の種類、材質、メッキの有無など、最良と考えるものを組み合わせ調律しています。

【 特徴 】

電気信号の伝送特性に優れたケーブル(7N単線撚り対多重構造)による、ローノイズ・フルレンジのスピーカーケーブルです。  双方向性の単線撚り対多重構造のケーブルは、高いS/N比と最適なローパスフィルター特性を実現。 素直な位相特性から楽音の細かいニュアンスや音像定位の再現性に優れ、圧倒的な臨場感と強力な駆動力でハイエンドスピーカーの潜在能力を100%引き出します。

 

                              標準小売価格 \280,000 (ペア/税別)

製品は端末処理の違いにより3種類 

型番:SPC2.5MBB(ケーブル:2.5m 端子:バナナ/バナナ)

型番:SPC2.5MBY(ケーブル:2.5m 端子:バナナ/Yラグ) 

型番:SPC2.5MYY(ケーブル:2.5m 端子:Yラグ/Yラグ) 

 

【 製品仕様 】 

線材:7N (99.99999%) OFC単線

構造:双方向性10芯撚り対多重 

絶縁体:抽出FEP(フッ素樹脂)

 シールド:なし 

芯径:0.9mm 

外径:約12mm 

長さ:約2.5m

 端子:6N(99.9999%)純銅無めっき                        

 ※ EMI対策用フェライトコアを使用

※ 品質改良や性能向上のため、仕様・外観は、予告なく変更する場合があります。

【 スピーカーケーブルの仕様 】

導電率の高い純度7N無酸素銅0.9mm単線を信号伝送に最も重要な銅線表面の酸化を防ぐため誘電率の低いテフロンで絶縁。
太い導体(直流導体抵抗が小さい)ほど低い周波数域から表皮効果等の影響が出るため0.9mm径の素線を選択し2.5m×2本セットで全長25mの7N銅の素線を撚り対線として使用しています。これは、リッツ線のエナメル被覆をテフロン被覆に置き換えて、撚り対線としてから更に多重構造にしたものです。これにより、単純なリッツ線を束ねるのでなく、絶縁独立した撚り対線の多重構造にすることで、表皮効果や近接効果による交流抵抗(音声信号は、歪波交流)の増加に対処するだけでなく、線材の共振による影響も抑制しています。
ケーブル構造は撚り対線の多重として、シールドなしでも十分なノイズキャンセル効果を持っています。
シールドを施すことの弊害は信号を伝送する線芯間の静電容量が大きくなり減衰量が増加することで音質の劣化を招くため、シールドを排除しました。
表皮効果減少のためにはケーブルの表面積を増やす必要がありますが、近接効果の影響で思ったほど改善が見られないことが報告されています。
この近接効果を軽減するために撚り対線の多重構造とすることで、電流密度の均一化を図って対処しています。 ケーブルの方向性については、賛否両論ありますが、撚り対線を多重化する段階で交互に向きを変えて組み合わせているため実用上の方向性は、無視できるということで双方向性としています。また、取り扱う信号の歪み波交流は平衡型信号のためケーブル構造も平衡型としました。

                                                                                      

 

試聴室予約受付中 

試聴室設備一覧より組み合わせたいスピーカーを選択できます。(お問い合わせください) 

比較試聴したいケーブルの持ち込みも歓迎いたします。 

【 紹介記事 】

2014/5/20  ファイル.ウェッブ Phile−Web  by オーディオアクセサリー編集部

2014/7/1   季刊 Audio Accessory 2014 Summer 153号 p215 by (株)音元出版 (6月発売号)        

【 試聴会スケジュール 】

2014/6/14  PM2:00 - 4:00 ノジマ オーディオスクエア相模原店  

【 取扱販売店 】

【 会社概要 】 

  フィデリティゲート株式会社

  代表取締役 関口 直秀    メール: info@fidelitygate.com      

  設立:2013年6月21日

  本社・試聴室: 379-1205 群馬県利根郡昭和村川額3716番地380 TEL: 0278-25-3966 

                       (関越自動車道 昭和ICより車で8分)

   事業内容:オーディオ機器の企画・製造・販売

【 会社設立経緯 】 
趣味で楽しんでいたCDから再生される臨場感の欠如した再生音に満足できず、装置に手を入れていくうちにスピーカーケーブルで音が変わることに気づきました。しかし、ケーブルで音が変わっても、それが原音再生に近いかは疑問でした。それで自作を始めたのですが、ある工夫をすることで、ケーブルの音質を飛躍的に改善できました。これならばオーディオファンやマニアに製品として提供し喜んでもらえると考え起業しました。
会社名のフィデリティゲートは、忠実な出入り口という意味の造語です。

【 事業目的 】 
記録された音楽を忠実に再生し、音楽遺産を次世代に継承する。
温故知新の精神で、埋没したオーディオ技術を掘り起し現代に甦らせ、発展させて次世代に継承する。
この2つが事業目的です。忠実な再生を言い換えれば、正確な再生であり、原音そのままの音。録音に忠実な音の再現ということです。